バブル景気とは、日本においては1980年代後半から1990年代初頭にかけてみられた空前の好景気をさす。
1985年のプラザ合意以後、円高が急速に進行し、国内では大幅な貿易黒字が生まれた。
その結果、余剰となった資金が土地売買や株式投資に集中し、1986年から急速に株価が上昇、1988年から89年には、土地価格と株価が急騰する明らかなバブル景気となってきた。
バブル景気のさ中にあった日本では、土地売買が盛況を極め、“土地成り金”と呼ばれる者が続出、また高騰する都市周辺部の土地を取得するため「地上げ」行為が横行した。大企業によるリゾート開発も積極的に行なわれるようになり、それも土地価格の上昇に拍車をかける一因となった。
しかし、1991年2月、政府、日銀のおこなった土地への融資規制や金利の引き下げ、さらには前年からの地方経済の落ち込みなどが原因して株価が急落した。これが俗に言われる“バブルの崩壊”である。景気動向指数とは、景気動向の転換点をいち早くつかむために算出される指数である。
景気動向指数は、様々な経済指標の中から、景気の動向に特に敏感に反応するとされるものを選択し、3ヶ月前との変化を見て算出する、具体的には、3ヶ月前の数値と比較して、上昇(プラス)の場合は1、変化なし(横ばい状態)の場合は0.5、悪化(マイナス)の場合は0として加算し、その平均を取る。
例えば、30項目の中で上昇が15項目、横ばいが10項目、減少が5項目とすると、(1×15+0.5×10+0×10)÷30=58パーセントとなる。
景気動向指数は50パーセントが分かれ目で、50パーセント以上だと景気が上昇中、50パーセント以下だと景気が下降中ということになる。バブルとは、実体経済とかけ離れて貨幣経済がシャボン玉(bubble)のように膨張して好況な状態のことです。
しかし、「バブル」という言葉が示唆するように、バブル経済は実質的内容に乏しく、いずれ消滅するものである。日本の経済史において、“バブル景気”といったとき、1980年代後半から1990年代初頭にかけてみられた、空前の好景気を指す。
1987年度から4年間に、GDPの伸び率は4%を超え、いざなぎ景気に次ぐ好景気となった。
また、1990年代後半から2000年にかけては、“ネット・バブル”とよばれるバブル現象も起こった。
これはIT産業の急速な発展と、それに投資家たちが過大な期待を寄せ、過剰投資を行なったことによって引き起こされたバブル現象で、インターネット関連株の株価が、実態価値から離れて異常に上昇したことをいう。いざなぎ景気とは1965年10月から57ヶ月続いた好景気のことである。日本のGNPがアメリカに次いで世界第2位となるなど、いざなぎ景気は日本の経済史上大きな意味を持つものだが、このいざなぎ景気は、庶民のライフスタイルも大きく変貌させることになった。
まず、所得の上昇と連動して、一般家庭では、自動車(Car)、クーラー、カラーテレビ」という“3C”の普及が進んだ。
また、いざなぎ景気に乗って学生の高校・大学への進学率も急上昇し、家計費における教育費の割合が増大した。
一方、農村部では若者の農村離れが進んだ。総就業人口に占める第一次産業従事者の割合は減少を続け、いざなぎ景気が収束する直前の1970年には、20%を切っている。
景気動向指数は、景気の動きに特に敏感な複数の指標の動きから算出される数値で、これによって総合的に景気局面の判断・予測を行うことができる。